2020/05/08 11:07


お湯の中で花開く。生命の芽吹き。
コポコポと優しいリズムに、広がる香り。
こころとからだに染みわたる、自分だけの時間。

ハーブティーを暮らしの中に。


合成成分や香料、添加物を含まない、自然の植物の成分や香りは身体に優しく、副作用の心配もほとんどありません。
ゆっくり全体に穏やかにめぐっていきます。
ひとつの植物には何十、何百種類と成分が含まれているので、これだけに効くというものではないのです。

たとえば、ジャーマンカモミールはリラックスハーブとして知られているけれど、胃腸の働きを整える、月経痛を緩和する、
身体を温める、など、多様な働きをもっています。
胃薬を飲めば胃の調子は良くなるかもしれません。でも、根本的な解決にはならない…。
身体のこわばりが解けて、めぐりが良くなって、そして胃の働きが戻ってくる。
その、全体的な機能の回復を手助けしてくれるのがハーブのちからなのです。

身体のめぐりをよくするために。
❁1度にたくさんではなく、1日に2~4回ほどに分けて飲む(一度にいれても必要な分以外は出ていってしまうため)
❁香りを楽しむ(アロマテラピー効果。鼻から成分を取り入れる)
❁色を楽しむ(カラーセラピー効果。成分によって様々な色が出ます)
❁取り入れ始めると、お手洗いが近くなります。利尿作用によるもので、どんどん出しましょう。そしてまた水分を
 取り入れましょう。むくみの改善に繋がります。

ハーブは必ず病気を治すものではなく、病気にならないようにするもの。
少しずつ身体の機能を取り戻す、生活に取り入れるものです。
野菜を摂るような感覚や水分補給、憩いの時間に、自分だけの時間に、気軽に始めてもらえたら嬉しいです。

※基礎疾患のある方、妊娠、授乳中の方は控えるべきハーブもあります。ご相談ください。